多摩美学生時代 そのⅡ
ボクは油絵科の学生だったのだが、
当時、kinetic artが大好きだった。
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多摩美のデザイン科にテクノロジーアートクラスというのがあるよと10代からの友達荻野(今も一緒の会社にいる(^ω^))に誘われ飛び入り受講していた。
先生は瀧田哲治さん。
とてもお世話になった。
コンセプトは今とかわらず、不思議な生き物の動く、光る、音を出す、がしたかった。
エレホビーのセンサーやら買いあさり、アキバのジャンク屋をめぐり、お金もなかったので、廃品の洗濯機や扇風機、ラジカセを収集してまわり、分解してパーツを入手した。リレーやシーケンサーに接続して、順繰りにものが動かせるのが楽しくてしかたなかった。
工学系の学生でもなし、ハンダゴテは大好きだったが、ショートはするはモーターは跳ぶはで、何度も大怪我寸前だったが、そんなスリルも楽しくて…
卒制も油絵科の立体クラスのとは別に竹橋の科学技術館に参加させてもらった。開催前の晩にセンサーがうまく働かなくて、泣きそうになってたところ、科学技術館の皆川さんという方に朝まで手伝ってもらった。すごいおじさんで、毎週機械系の使えそうなゴミを収集していて、欲しいジャンク品が何でもあった。とても意気投合した。
N社CEに入社後、別な形で再会することになった時は嬉しかった。
あの時の学生を覚えていてくれた。
多摩美学生時代その2
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