＜アーティストインタビュー #87＞
vol.23 岸川 研一 展
湘南の幻想ARTIST 不思議な生き物造形作家 KISSEA KISHIKAWA EXHIBITION
岸川さんに芸術についてお伺いしました。
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◆「自然と生命への愛」をテーマに掲げはじめた理由やきっかけはありますか？
⇒田舎育ちで薬屋を営んでいた祖母が私を連れて山や分け入っては薬草をとり、帰りには流木を拾って帰っては何かの動物にみたてた生き物をつくってくれていました。祖母の家には小さなテラリウムがありたくさがあり、水性動物、魚、昆虫を飼っていました。小さな時からとても生き物をたくさん飼い愛でていたことが今の創造活動のきっかけになっていると思います。
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◆ご自身の作品を「あの世とこの世の結界にたつ道祖神的なものであり、結界の生き物」と紹介されていますが、岸川さんの宗教観や死生観が作品に反映されているのでしょうか？
⇒人間がこの世に生きているという不思議、あの世とこの世、現実世界と想像の世界と創造の世界、お世話になった大切な人たち、自分を可愛がってくれた人たち、ずっとずっとつながっていたいのです。だからその入口の結界を自由に作り、様々な世界をどこへでも行き来できるようにしたいし、なりたい… と思っています。
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海と深い結びつきのある岸川さん、反対に山梨県や甲府市は古くから山と共生している地域です。
海と山、真逆に存在するものでありながらも、どちらも自然と生命の神聖な空間であり、
今回は、その二つが重なり合うとても神秘的な展示となっています。
shumiya art windowは、外から鑑賞できる珍しいタイプのギャラリーです。夜間は21時までライトアップしておりますので、昼とはまた違った見え方でお楽しみいただけます。いつでもお越しくださいませ。
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shumiya art window vol.23
岸川 研一 展
湘南の幻想ARTIST 不思議な生き物造形作家 KISSEA KISHIKAWA EXHIBITION
KISHIKAWA KENICHI 6/2 ～ 10/12
https://www.shumiya.co.jp/artwindow/
