kissea’s eye spiritual wall 93




出張先の街、朽ちた塗り壁

誰かが描いたハート、誰かへの想い
描きたい、消したい、伝えたい…
ハートにならないその線、描いてしまったハート。

恥じらいと稚拙さと止められなかった
あの頃の強くて弱くて壊れやすい気持ち

その落書きの壁の中を駆け巡っていた

10代の頃、東京藝大の教授、伊藤廉さんの絵の話という本をよんだ

フォンタナの空間概念という作品、キャンバスの中央が切り刻まれてあった。

必要なマチエールと必要な描き込みがあれば絵は成立する。という話

確かに、空間と表現がそこにあった。

若いボクはとっても感銘を受けていた。

このハート、魂と気持ちこもってんな…

これだよ、若い頃に読んだ書物は

いまだにボクを動かしているな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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