理屈では、わからないことがある。
絶対的に遺伝子に組み込まれている記憶。
ボクは寂しがりで。兄貴的な人物を
いつも探してる。
けれど、いつも必ず、
嫌われて殺される。
そんなデジャヴが現実になる
ボクは急滑降な崖を馬に乗って駆け下り
戦う夢が、身体のどこかにいつもいる
心が騒ぐ、ボクは慕う兄に殺される…を、
繰り返すのなら、ぼくの中の遺伝子を
新しい歴史に書き換えてやりたい。
兄はもういらない。
ボクは強くなる。
寂しがらない。
強くなる…
必ず、
そして
ボクを愛してくれる人たちを
守りつづける
覚醒する