kissea’s eye spiritual wall 90




何歳になっても、童顔な自分を知ってる。

若い時から、似合もしないと知っていてヒゲを生やしてみた。

よけいにカッコ悪くなってることも知らずに…

こんな童顔なヤツが生意気にするのが許せなかった連中がたくさんいた。

絵なんか、描けちゃいけないし、展覧会するなんて許せなかったのだろう。

とにかく、自分より、能力がない人間だとまわりにギャンギャン叫ばれてた。

ぼくにしてみたら、どうでもいいことだったけど、

会社に入ってからも同じだった

東京藝大に入れなかったおかげでだいぶ年をとって入社、同期の若者たちはいい奴らだったが、年下の先輩たちにはだいぶいい風ふかされた。

最近、藝大受験のへんな映画があるが、見たくもないし、クソだ。

何年も悲しいめにあったやつがいるのも知らないだろう。

とにかく、自分の創造はとめない、つくりつづけるさ

売れて有名人になっていく知り合いたちを横目に、きっとボクは何やっても当選しない野党みたいなものか…

みんなおかしい…っていってるくせに、フタをあければ自民党だもの

ごめん、そんなたとえはよくないね…

けっきょく、世の中に認められようなんて、どこかで思ってる自分がいる限り、いつまで、たってもハッピーにはなれないさ

いいんだ、悲しいけど、走りつづけるだけ、このまま死ぬだけかもしれないけど、走るのは気持ちいいんだ。

積み重ねて、積み重ねて、立ち止まらず、誰も追いかけてこないとこまでいこう!

そしたら、誰にも、マウントされないですむかなぁ

いい笑顔の爺さんになれたらいいな…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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