八百万の神々
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とある、仕事場へ向かう田舎道、
ヤマの騒めきは、どんどん大きくなる
いろんなものが見える。
人一倍、怖がりで臆病だから、
小さい頃から天井の滲み、夜道の藪の中、岩山、砂浜、廃屋の壁、本当にいろんなものが見えてくる魔物たち、、
音にも敏感だった。
静かなはずの田舎の景色なのに
うるさいほどに騒めきが聞こえる
あっちからもこっちからも…うるさいほどに
いつしか田んぼのカエルの声は
カッパのなき声に変わった。
家の近くに豚小屋があったのだが、夜そばを通った時にブヒブヒと聞こえただけで
物凄い妖怪でもいる気がして泣きそうだった。
うちのワンコが吠えてる時がある。
誰もいないのに…
どなたか、
いらっしゃってるのですね。
しばらくするといなくなる。
いまも感じる。
ボクの後ろに誰かいる…
いいひとですか悪いひとですか?
それとも守護霊さま⁈
幻想の世界は覚醒するとhighになって止まらない。