610. 夕陽を追う者…ココロのカタチ




夕陽を追う者…ココロのカタチ

夕陽を追って西へ向かったあの日
地図などいらなかった。
もくもくと歩いた。

悲しくて、悔しくて、

けれど、
ボクの故郷は夕陽を追った先にあったから…

自分が何者かを探し続けたあの日
もう三〇年以上も前のこと
夢は泡のように消えては浮かんだ。
今もつかめない泡のような夢
何も変わらない、
ただ立ち止まることなく、
今も歩き続けてる…
少しは成長したのだろうか?
自分に問いかけてみる。
それでいいのだと思う。

 

 

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