233. 秋風にのって




秋風にのって

秋風にのって、枯葉が舞う音が聞こえてくる。

森の木の実も色づいて、

小鳥たちのごちそうが準備された。

見上げた空には贅沢なオーケストラの楽譜が

果てしなく空へ向かっている。

そろそろ伴奏会の招待状が届くころ

ぼくは、マフラーと手袋を用意した。

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